さあ!ホームページを作ろう!
…と思ったけど、いったいどうやって作ればいいの?
何から手をつければいいの?
わかんないから、ホームページ代行業者に頼もうと思ったけど、
何をどう頼めばいいの?
自分でしなくちゃいけないことはなに?
と、お悩みのことと思います。
ちょっとだけでもホームページ制作の知識を身につけておけば、業者さんに頼むときもスムーズに進むはずです!
分からないから業者さんの言いなりになってしまい、後になって「あれ?」という事のないようにしたいですね。
ホームページ作成代行業者に頼む場合は、3,4,5は業者さんがやってくれます。(レンタルサーバー、ドメインの契約は、依頼主さんに行っていただく場合もあります。)
1.2.の、どういうホームページが作りたいのか、どういうイメージにしたいのかは、まずご自分で考え、その後、業者さんと相談しつつ進めるのが良いと思います。
ホームページが完成した後、内容を変更することを『更新』と言いますが、更新作業も業者さんがやってくれることが多いです。(更新料がかかります。) HTMLの知識があれば、もちろんご自分でも更新できます。
大まかな流れの中で説明した、1.と 2.について、ポイントをご説明します。
ひとことでホームページと言っても、どういう目的なのかによって、構成が変わってきます。
【会社や活動の紹介のためのホームページ】
・会社案内や求人募集などのホームページ
・趣味などのうんちくを語るホームページ
・サークル活動などの連絡用ホームページ
【商品やサービスを販売するためのホームページ】
・インターネットショッピング
・申し込みを募るホームページ
・お店の商品やメニューサービスを紹介し、お客様を誘導するホームページ
ホームページの目的が、紹介や案内の場合は、普通にHTMLで作成して足りますが、ネットショッピングや申し込みを募るような場合は、システム(CGIプログラムなど)を導入する必要があります。さらに、個人情報を送信してもらう必要があれば、SSL(暗号化システム)を導入するのが望ましいです。
サークルなどの連絡用であれば、急ぎの更新に対応するために、ブログを使うのも良いと思います。
※ブログってなに?をご参照ください。
販売目的のホームページでしたら、SEO(検索エンジン最適化)を意識して、検索したときに上位に表示されるようにする必要があります。
※SEOについてをご参照ください。
他にもいろいろパターンがあると思いますが、ご自分がどのような目的でホームページを作るのか、しっかり考えておきましょう。
ホームページのデザインもとても重要なポイントです。
見て欲しい対象は誰なのかによって、デザインも変わってきます。
●ターゲットは?
女性 or 男性
年代は?
ターゲットによって、デザインや雰囲気が大きく変わってきます。対象年齢によって、文字を大きめにしたり、ブラウザで文字の大きさを変えられるような設定をすることも必要です。
●コンセプトは?
安価を売りにするのか、高級感を演出するのか。
手軽さを強調するのか、信頼できる雰囲気にするのか。
●イメージは?
楽しい、クール、 暖かい、透明感、アクティブ、ゆったり、やわらかい など。
●イメージカラーは?
暖色系、寒色系、モノトーン(白黒・グレー)、アースカラー、ビビッドカラー など。
●ロゴは?
会社のロゴやキャラクターなどがある場合は、それにあわせたイメージに作ると良いと思います。
●動画を使うか
動画は最初に見たときのインパクトがある反面、何度も見るとうっとうしく感じます。
トップページに大きな動画を使うサイトも多いですが、動画は補助的に使うのが良いと思います。
動画を最後まで見ないと次へ進めないようなつくり方は絶対に避けるべきです。どうしてもトップページ全体に動画を使いたい場合は、skip ボタンをクリックすると途中でも次へ進めるようにするなどの工夫が必要です。
また、少し前まで主流だったflash動画は、MacOS(iphone、ipadも)では、表示されないため、現在ではおススメできません。
●構成は?
メニューを横に並べるのか、縦に並べるのかで、デザインも大きく変わってきます。
横に並べる場合は、メニュー数が少ない場合や、後で増える予定がない場合に限ったほうが良いです。横幅は制限があるので、一行で収まらなくなるとデザインがおかしくなってしまうからです。
縦にでしたら、いくらでも増やせますので、メニューが多い場合や、これからメニューが増える予定がある場合は、縦に並べましょう。
縦に並べる場合、右に配置するか、左に配置するかによって雰囲気も変わってきます。
いろんなサイトを見てみる
とにかく、いろんなサイトを見て、イメージがあっているものを探しましょう。
最初は、 内容は考えずに、デザインの雰囲気だけを見て、気に入ったものは「お気に入り」や「ブックマーク」に登録しておきましょう。
次に、同じような内容のホームページを探してみましょう。業種によって、特有の雰囲気があったりするので、そういうものも取り入れながら、最終的なデザインをイメージすると良いと思います。
デザインを考えるときの注意!
ホームページは、HTMLというデータで作られているとご説明しましたね。
白い紙に自由に絵を描くのとは違って、HTMLは、文字や画像などの部品を、これは右側に配置するとか、文字の大きさは12ピクセルで赤色にする、とかを、タグと言われる言語で指定していきます。
ですから、デザイン画をそっくりそのままホームページにできないことがあるのです。
また、色合いは、パソコンのモニターによってかなり違って見えます。
薄いピンクがベージュに見えたり、全体に暗くみえたり、逆に派手に見えたり。何台かのパソコンを見みれる環境にある方は、ぜひ同じホームページを違うパソコンで開いてみてください。びっくりするほど色味が違って見えると思います。
ですから、色合いを指定するときは、ちょっと柔軟に考えてください。
会社のロゴなどで、どうしてもこの色!と言うのがありましたら、その画像のデータをそのまま業者さんに送ってください。ただし、印刷物から色を拾う場合は、パソコンで取り入れると少し色味が変わってしまうことがあります。
もうひとつ、同じHTMLデータでも、ブラウザによって見え方が変わってきます。
文字の配置や隙間などが違ってくることがあるので、たとえば長い文章を書いたときに、どの部分で折り返すか、が違ってきます。
強制的に途中で改行を入れることもできますが、ブラウザによってはとても不自然な感じになってしまうこともあるので、その点をご理解の上、細かい点は業者さんと相談しながら進めましょう。
以上のポイントをしっかり計画しておけば、ホームページ作成業者さんに依頼するときも話がスムーズに進みます。